皆さんこんにちは

栄でパーソナルトレーナーをしています阿部です。

今回のコラムはスポーツ競技 サッカーのクロスモーションについてです。

 

クロスモーションとは…

選手であれば一度でも聞いたことはあるかと思います

クロス→交差、対角 モーション→動作

難しい事はありません。交差する動き。すなわち上肢(腕)と下肢(脚)が交差する動きの事を言います。

上肢と下肢が交差するなんて当たり前と思う方がほとんどです。

 

日常的な歩くという動作を考えましょう。

右足を出したら左手が前方に出て、その逆脚逆手が後方へ動くはずです。

少し詳しく考えると片側の脚が前方に移動することで重心が前に移動してしまいます。

重心の位置を正常な位置(元の位置)に戻すために逆側の腕が後方へと移動します。

これがクロスモーションです。

 

では、何故サッカーでこのクロスモーションが大切なのかを掘り下げましょう。

サッカーに限らず、テニス、野球等のスポーツでも大切な動きです。

 

サッカーにおけるキック動作に注目します。

右利きの選手を想像してください。

キック動作を行うときは左脚を軸にして踏み込みます

この時、蹴り脚は後方へ大きく引いています。蹴り脚と逆側の腕を見てみましょう。

大きく後方へひかれているはずです。

先程の歩くと言った動作と行っているは同じ動きになります。

 

ただし、今はサッカーのキック動作です。歩くとは強度が全く異なります。

 

キック動作ではこの対角線の動きがいかに効率よく行えるか、力発揮が出来るかが飛距離アップの鍵となってきます。

 

そのためには脚を大きく振る事、腕を大きく振ることは勿論。

上半身と下半身の連動性が大切です。腰が大きく曲がった状態では連動性は破綻してしまいます。下肢と上肢の動きと体幹部分の安定性が繋がり合うことでキック力アップに繋がります。

 

今回のコラムではクロスモーションでキック力向上を目指してのアドバイスをさせていただきました。大きく上肢下肢を振ることが大切。体幹部分の安定性が必要とお話しました。

今後も競技スポーツに関連したコラムを上げさせていただきます。

 

またサッカーのキック力アップディフェンスのコツなどを紹介します。

 

 

マタドールではスポーツ競技を得意としたトレーナーも多く在籍しています。

基本的な動作づくりを中心に、レベルアップ、パフォーマンスアップを中心としたトレーニング、エクササイズ等を行っています。

 

トレーナー紹介

阿部寛之

仙台リゾート&スポーツ専門学校アスレティックトレーナー科卒業

サッカー歴9年(小学1年~中学3年)
ランニング歴7年(高校陸上長距離、専門ハーフ・フル、社会人ランナー)

自己ベスト 800m2’06 ハーフ88分 
目標 800m2’00切 ハーフ85分 フル3’00’00 富士五湖118㎞挑戦