今年9月に開催される「東京2025世界陸上」舞台は東京オリンピック・パラリンピックの
メインスタジアムである国立競技場で開催されます!
本記事で分かること
- 東京世界陸上はどんな大会?
- 世界陸上とオリンピックの違い
- 歴代の記録
- 注目選手

ランニング専門パーソナルトレーナーの坂西が解説します。
勤務地:マタドールパーソナルトレーニングジム
東京世界陸上とはどんな大会?
東京世界陸上とは、2025年に東京で開催される陸上競技の世界最高峰の大会です。
「概要」
開催日時:2025年9月13日(土)〜21日(日)
開催場所:国立競技場で開催(東京都新宿区霞ヶ丘町10ー1)
参加国:約200カ国
参加者:約2000名
日本で開催されるのは、3度目(東京は2度目)1991年以来の34年ぶりとなる貴重な大会です!
世界陸上とオリンピックの違い
世界陸上とオリンピックの違いについて以下の違いがあります。
1・開催頻度
オリンピックは4年に1度開催されますが、世界陸上は2年に一度とオリンピックの半分の期間で開催されます。
2・知名度
オリンピックも世界陸上も世界一を決める大会としては同じですが、日本にいるとメディアやテレビの取り上げ方は、オリンピックのほうが種目の数も多く圧倒的な印象があります。そこで少しでも知名度やスポーツに興味をもってもらうために開催頻度がオリンピックよりも短めなのかもしれません。
その他にも調べてみました・・・
参加国:2020オリンピックでは205か国と地域
2022年世界陸上では192カ国と地域数
2022年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり少し少ないと予想されますが、さほど参加国には変化はないと見受けられます。
参加標準タイム:5種目ほどで比較

さほど短距離では変化はみられませんが長距離になると参加標準タイムが一気に上がっていることがわかります。これも年代の違いやシューズの進化による好タイムの影響もあると思います。参加標準タイムがあがったことでよりハイレベルな争いが期待できます!たのしみですね!
東京世界陸上標準タイム参照
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202411/14_111153.pdf
パリオリンピック標準タイム参照
https://www.olympics.com/ja/news/athletics-paris-2024-entry-standards
歴代の記録について
実際にどのような記録が出ているのかまとめてみました。
歴代の記録
「男子」
100m ウサイン・ボルト選手 9.58秒 2009年8月16日

200m ウサイン・ボルト選手 19.19秒 2009年8月20日 ベルリン、ドイツ
走り幅跳 マイク・パウエル選手 8.95m 1991年8月30日 東京
3段跳 ジョナサン・エドワーズ 18.29m 1995年8月30日 ヨーテボリ、スウェーデン
4X400mリレー アンドリュー・バルモン選手 1993年8月22日 シュトゥットガルト
クインシー・ワッツ選手
ブッチ・レイノルズ選手
マイケル・ジョンソン選手
「女子」
100mハードル トビ・アムサン選手 12.12秒 2022年7月24日 オレゴン、アメリカ
など・・・
あの有名なウサイン・ボルト選手もこの大会で世界記録も樹立や前回行われたオレゴン世界陸上では 女子100mハードルでトビ・アムサン選手が記録を塗り替えるなど今年開催される東京世界陸上でも世界記録が期待されます!
注目選手
前回行われたオレゴン世界では、20km競歩で金・銀、35km競歩で銀、女子やり投げで銅と4つのメダルを獲得しました。今回はメダルを獲得する可能性が高い日本人選手を紹介します!
現段階での内定選手
「男子」
100m サニブラウンアブデルハキーム選手 「所属東レ」 2022年23年世界陸上2大会連続決勝進出7位6位入賞

3000m障害 三浦龍司選手 「所属SUBARU」 東京・パリオリンピック2大会連続決勝進出7位8位入賞 ブダペスト世界陸上6位入賞

110mハードル 泉谷駿介選手 「所属住友電工」 2023年に世界最高峰ダイヤモンドリーグ・ローザンヌ大会優勝 23年世界選手権5位入賞

「女子」
やり投 北口榛花選手 「所属JAL」 世界陸上2022年に銅メダル 2023年に金メダル

その他、種目4x100mリレー 4x400mリレー マラソン 競歩など・・・
世界記録更新が期待される選手
「男子」
ノア・ライルズ選手 100m9.83秒 200m19.31秒「歴代3位」
ヤコブ・インゲブリクセン選手 1500m3分26.73秒「歴代4位」5000m12分48.45秒
グランド・ホロウェイ選手 110mハードル12.81秒「歴代2位」
アーマンド・デュプランティス選手 棒高跳 6m23cm「世界記録保持者」
「女子」
シェリカ・ジャクソン選手 100m10.65秒 200m 21.41秒「世界記録保持者」
シドニー・マクローフリン選手 400mハードル 50.68秒「世界記録保持者
など・・・他にも数多くの世界記録更新が期待される選手がいるのでたのしみですね!
まとめ
以上で世界陸上の魅力についてまとめてみました。これを期に陸上やランニングに興味を持ってもらえたら嬉しいです。東京世界陸上を盛りあげていきましょう!
マタドール・スタイル・ランナーズ
東京世界陸上を期にランニングに興味をもった方、ランニングを始めようか悩んでいる方ぜひマタドールランニングクラブへ!

名古屋名城公園を練習拠点に活動するランニングクラブです。今年4月から新たに東京でもマタドール・スタイル・ランナーズクラブ(MSR)が始まりました。上野公園を拠点に活動しています。東京は毎週日曜日(9時00分~11時00分)に練習会を開催しております。
生涯に渡ってマラソンを続けたい、怪我や痛みを克服し自己ベストを更新したい、ランニングを通して新たなチャレンジをしたい、これらを実現するためのランニングクラブです。
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