こんにちは! マタドール東京の酒井です。
よく、『骨盤が広がる』という言葉を聞きますが、いったいどういう状態なのでしょうか?
中央の仙骨、両脇の腸骨の間が仙腸関節です。ここには靭帯がたくさんあり、あまり大きく動かないように安定させています。 この関節の可動域は平均5㎜程度ですが、ここの靭帯が緩む事により、骨盤底筋群が下がり、内臓下垂・ぽっこりお腹・尿漏れといった厄介な問題が出てきます。特に尿漏れは、人に相談しにくく悩んでいる方がとても多いのです。
そこで、仙腸関節を締めて骨盤の閉鎖力を高めるエクササイズをご紹介します。 このエクササイズのポイントは『筋膜連結』。
広背筋と大殿筋は、それぞれを覆う筋膜が腰でクロスして筋膜連結しています。そのため、対角の筋を縮める事により、筋膜が中央へ引き寄せられるようになり、その下にある仙腸関節の閉鎖力を高めることができるのです。では、ここからエクササイズ!
①:床にうつ伏せになり、両腕を斜め上・両脚を斜め下に伸ばしてXの形にする。
②:右腕・左脚をゆっくり上げて下ろす。左腕・右脚をゆっくり上げて下ろす。交互に5回ずつ繰り返し、最後に右腕・左脚を上げて10カウントキープ。
③:次は反対の組み合わせからスタートして交互に5回、最後に左腕・右足を上げて10カウントキープ。ここまでで1セット。1日2セット行いましょう。 余裕がある方は、2セット目で両腕・両脚を少し浮かせたまま行うと、より効果がアップします!
マタドールでは、お客様のお身体の状態を的確に把握し、身体を正しく動かせるようサポートさせて頂きます。
元気な身体で、毎日をハッピーに!!