昨今子どもの運動能力・体力の低下が問題となっています。

何が原因でどのようにしたら子どもの運動能力を上げられるのか解説していきたいと思います!

今回は3~8歳編をご紹介していきます。

本記事で分かること

  • 子どもの運動能力低下の原因
  • 子どもの運動能力向上させるには
  • まとめ
高橋 知花

パーソナルトレーナーの高橋が解説します。
勤務地:マタドールパーソナルトレーニングジム

子どもの運動能力低下の原因

子どもの運動能力向上の時期は3つあります。生まれてから最初に来る3~8歳の時期を「プレゴールデンエイジ」、次に来る9~12歳の時期を「ゴールデンエイジ」、そして最後に13歳以降の時期を「ポストゴールデンエイジ」と言います。

今回は冒頭でも述べた通り3~8歳の時期「プレゴールデンエイジ」についてお話していきます。

厚生労働省によると子どもの運動能力低下の原因は3つの考えられる。

1、スポーツや外遊びの「時間」の減少

小中学生の休日の過ごし方を見ると平成7年からテレビを見たり、テレビゲームをするなど室内で過ごすことが増加している。外遊びなど体を動かす時間が室内遊びの時間にとって代わられているとい考えられる。

2、スポーツや外遊びの「空間」の減少

都市公園や学校開放、公共のスポーツ施設は増加しているものの、手軽に遊びに行ける外遊びの場所であった、空き地や生活道路が無くなってきている。また近所のクレーム等で公園内のルールも厳しくなってきている。

3、スポーツや外遊びの「仲間」の減少

少子化が進み兄弟姉妹の数が減り、また同年代の子も減ってきているため外遊びをする仲間が減った。さらに習い事が忙しく平日の放課後に遊びたくても自由な時間がなく友達と時間が合わないことで仲間ができにくくなる傾向もある。

子どもの運動能力を向上させるには

3~8歳の時期には1つの事を極めるのではなく多様な動きを経験させることが大切です。

この時期には以下のような動作をたくさん経験させることがプレゴールデンエイジ以降の動きの引き出しとなります。

走る・跳ぶ・登る・転がる・投げる・受け止める・回る・這う・バランスを取る(平均台など)

上記にも書いた動きはプレゴールデンエイジ以降の動きの引き出しとなります。そのためこの時期は神経系の発達が最も活発は時期です。またこの時期に「動く」ことの楽しさを育てることも重要です!

そして怪我を恐れて転ばないと9歳以降で転んだ時に大けがになる可能性もあります。転び方を学ぶのもプレゴールエイジの役割なのでどんどん転びましょう!

まとめ

プレゴールデンエイジは神経系の発達が活発な時期です。そのためこの時期に特異な動きではなく、様々な動きをたくさん経験しましょう!

やるべきこととしては「自由な外遊び」、「基本的な運動体験」、「親子でのふれあい運動」です。

一番重要なことは「楽しい」を育てることです!出来たことはとことん褒め、成長を認める。

これを参考にぜひお子さんの運動能力を伸ばしてみましょう!

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