皆さんこんにちは!
名古屋パーソナルジム「マタドール栄」の阿部です。
5月最後のコラムはオーバーヘッドスポーツについてです。
オーバーヘッドスポーツと言って何が思いつくでしょうか
野球、バレーボール、バスケットボール、ウェイトリフティング…
沢山ありますね
本日は基本的なオーバーヘッド動作について解説していきます。
手を上げる…たったこれだけの動きに人間はいくつもの筋や骨、神経が関わっていることをご存じでしょうか。
本当に動きの基本動作の説明です
目次
- 肩関節の構造について
- オーバーヘッド(外転180度)とは
- 安定性を強化するために
- スポーツに活かすために
①肩関節の構造について説明します。
肩関節とは、上腕骨、肩甲骨、鎖骨からなる関節です
これらが連続的に動く事によって肩の滑らかな動きが現れます。
仮に鎖骨が壊れていた、無かったとしましょう。この場合肩を動かすことが出来ません。
この様にどれか一つに故障があっては正常に滑らかな動きは出来なくなってしまいます。
②オーバーヘッドとは
オーバーヘッド(外転180度)について説明します。
オーバーヘッドとはこのような位置関係にあります。
図を見ると分かる様に上腕骨、肩甲骨、鎖骨…が共に動いて肩が上がっています。
この位置(外転180度)まで肩を正常に上げることが出来ればまずは問題無いと言えます。
ですが、ここまで上がらない方、左右で上がる角度が極端に違う方、ある程度まで上げると痛みを生じる方。多いです。
四十肩、五十肩の方はよくわかると思います。
肩に障害を持っているアスリートの方にも表れる特徴です。これでは満足いくプレーは難しくなります。
③肩の安定性を強化するために
肩が上がらない、痛みが出現する方は肩関節の安定性が失われている方が多いです。
エクササイズを…と言いたいところですが痛みが続いている。脱臼しやすい方は専門医に見てもらう事をお勧めいたします。
その後にエクササイズをしましょう!
④スポーツに活かすために
これらをスポーツに活かすためにはどうすればいいのか…
簡単…とは言いません。
③でも上げたような基本的な事から行いましょう
これを少しスポーツ動作に
近づけると…このようなトレーニングが出来るようになります。
オーバーヘッドスクワット
肩について簡単に説明しました。
肩と言うとても自由に動かせる関節。便利な分複雑でもあり、丁寧に扱っていく必要があります。
スポーツ競技をずっと続けていたい方、痛みを減少させたい方は是非行ってみてください。
マタドールパーソナルジムは、なりたい理想なカラダ・理想な動きを目指して、目標を達成するため寄り添ったパーソナルトレーニング指導をしています。
肩などに痛みを抱えたままスポーツ競技をしている方は是非専門家の指導の下でトレーニングを始めましょう!
今回写真の撮影協力を頂きました。
プロレーシングドライバーの元嶋佑弥様です