世界トップレベルの戦いが繰り広げられるバレーボールネーションズリーグ(VNL)。
日本代表の石川祐希選手や高橋藍選手、西田有志選手のプレーを見ていると、
「どうしてあんなに高く跳べるの?」
「空中であれだけ身体をコントロールできるのはなぜ?」
と感じたことはありませんか?
実は、ジャンプ力は単純に脚力だけで決まるものではありません。
近年、多くのトップアスリートが取り入れているピラティスには、ジャンプ力向上に必要な要素が数多く含まれています。
今回は、ネーションズリーグで活躍する選手たちのプレーを参考にしながら、ジャンプ力とピラティスの関係について解説します。


ランニング専門パーソナルトレーナーの高橋が解説します。
勤務地:マタドールパーソナルトレーニングジム
♦ジャンプ力は脚力だけではない
ジャンプ力というと、
- スクワット
- レッグプレス
- ジャンプトレーニング
などを思い浮かべる方が多いでしょう。
もちろん下半身の筋力は重要です。
しかし、バレーボールでは
- 助走
- 踏み切り
- 空中姿勢
- 着地
までを含めてジャンプ動作になります。
つまり、
「全身を効率良く使えるかどうか」
がジャンプ力向上の鍵になります。

♦ネーションズリーグ選手に共通する特徴
世界トップレベルの選手たちを見ると共通点があります。
それは、
① 体幹が安定している
スパイクを打つ瞬間やブロック時でも身体がブレません。
体幹が安定することで、
- パワーが逃げない
- 空中姿勢を維持できる
- 着地時の衝撃をコントロールできる
ようになります。
② 股関節の可動域が広い
ジャンプ力を生み出すエンジンは股関節です。
股関節が硬いと、
- 助走スピードが落ちる
- 力が地面に伝わらない
- 高く跳べない
という状態になります。
ネーションズリーグの選手たちは非常に股関節の動きが大きく、踏み切りの際に効率良くパワーを生み出しています。
③ 空中で身体をコントロールできる
バレーボールは「跳ぶ競技」であると同時に、
「空中で動く競技」
でもあります。
空中で姿勢をコントロールできることで、
- スパイクコースを打ち分ける
- ブロックを避ける
- 着地を安定させる
ことが可能になります。
♦ピラティスがジャンプ力向上に役立つ理由

1. インナーマッスルを強化できる
ピラティスでは体幹の深層部にある
- 腹横筋
- 多裂筋
- 骨盤底筋群
などを活性化させます。
これにより身体の軸が安定し、ジャンプ時に力を効率良く伝えられるようになります。
2. 股関節の可動域が向上する
ピラティスでは股関節を様々な方向へ動かします。
その結果、
- 助走がスムーズになる
- 踏み込みが深くなる
- ジャンプ時の出力向上
が期待できます。
3. 着地動作の安定性が向上する
ジャンプ力ばかりに注目されがちですが、
バレーボール選手にとって重要なのは
「安全に着地すること」
です。
着地が不安定になると、
- 膝痛
- 足首の捻挫
- 腰痛
などの怪我につながります。
ピラティスは身体のコントロール能力を高めるため、怪我予防にも役立ちます。
♦バレーボール選手におすすめのピラティス効果
ピラティスを継続することで、
✔ ジャンプ力向上
✔ スパイクの威力向上
✔ ブロック時の安定性向上
✔ 股関節の柔軟性向上
✔ 肩の可動域向上
✔ 怪我予防
などが期待できます。
特に学生バレーや社会人バレーを続けている方は、筋力トレーニングだけでなく身体の使い方を学ぶことも重要です。

♦まとめ
バレーボールネーションズリーグで活躍する選手たちの高いジャンプ力は、単なる筋力だけではなく、
- 強い体幹
- 柔軟な股関節
- 優れた身体コントロール能力
によって支えられています。
これらはまさにピラティスが得意とする分野です。
「もっと高く跳びたい」
「スパイクの威力を上げたい」
「怪我を予防しながら長くバレーを続けたい」
そんな方は、ぜひピラティスをトレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか。
マタドール東京では、バレーボールをはじめとしたスポーツ競技のパフォーマンス向上を目的としたピラティス指導も行っています。
身体の使い方を見直し、ワンランク上のプレーを目指しましょう。