2026年9月、愛知・名古屋で開催されている「第20回アジア競技大会」。
その中でも、私たちにとって身近な競技のひとつが「マラソン」です。
42.195kmという長い距離を、選手たちはどのように走るのか。
どんなトレーニングをしているのか。
そして、なぜ最後まであれほど速く走り続けることができるのでしょうか。
今回のアジア大会では、日本から男子2名、女子2名、合計4名のマラソン選手が出場しました。
男子は、
・吉田祐也選手
・山下一貴選手
女子は、
・佐藤早也伽選手
・矢田みくに選手
の4選手です。
そして今回、男子では山下一貴選手が見事に金メダルを獲得。
女子では矢田みくに選手が銅メダルを獲得し、佐藤早也伽選手も4位入賞を果たしました。
日本代表4選手がどんなランナーなのか。
今回どんな走りを見せたのか。
そして、トップランナーたちが実践している「長く、速く、最後まで走るための考え方」を、私たちのトレーニングにどう取り入れられるのか。
今回は、アジア大会マラソンをきっかけに、
「自分も走ってみたい!」
「マラソンに挑戦してみたい!」
と思った方に向けて、詳しく紹介していきます。

パーソナルトレーナー坂西が解説します。
勤務地:マタドールパーソナルトレーニングジム
サッカー歴10年度重なる怪我を経験し、トレーナーになり自分の体の使い方が悪かったことを痛感。
身体の使い方が良くない、怪我や痛みの多い方の手助けになればと思い、活動しています。
詳しくはこちら
この記事を読み進めていくとあなたはマラソンについて詳しくなるはずです。
後は実行するのみです。
ぜひ実践してみて下さい!

アジア大会マラソン、日本代表4選手の結果
まずは今回の結果から見てみましょう。
男子マラソン
金メダル
山下一貴選手
2時間10分49秒
11位
吉田祐也選手
2時間18分33秒
女子マラソン
銅メダル
矢田みくに選手
2時間27分56秒
4位
佐藤早也伽選手
2時間28分14秒
男子では山下一貴選手がアジアの頂点に立ちました。
女子では矢田みくに選手が銅メダル。
佐藤早也伽選手も4位に入り、日本女子2選手が上位に入りました。
日本陸上競技連盟の公式結果でも、男子マラソンは山下一貴選手が1位、吉田祐也選手が11位、女子マラソンは矢田みくに選手が3位、佐藤早也伽選手が4位と記録されています。
まさに、日本のマラソン界を代表する4人が名古屋の42.195kmを走った大会でした。
男子代表・山下一貴選手
今回、日本のマラソンファンを最も沸かせた選手のひとりが、山下一貴選手です。
所属は三菱重工。
1997年7月29日生まれ。
長崎県の瓊浦高校から駒澤大学へ進み、現在は実業団のトップランナーとして活躍しています。
自己ベストは、
2時間05分51秒
2023年の東京マラソンで記録したタイムです。
また、2023年の世界陸上ブダペスト大会にも日本代表として出場しています。
今回のアジア大会では、
2時間10分49秒
で見事に金メダル。
アジアの頂点に立ちました。
山下一貴選手のすごいところ
山下選手のすごさは、単純に「速い」だけではありません。
マラソンは、最初から全力で走れば勝てる競技ではありません。
42.195kmを走り切るためには、
・自分のペースを守る力
・苦しくなってから耐える力
・給水やレース展開への対応力
・脚を動かし続ける筋持久力
・最後まで集中力を切らさない精神力
など、さまざまな能力が必要です。
特にマラソンでは、30kmを超えてからが本当の勝負とも言われます。
そこで身体が動かなくなってくる中でも、自分の走りを続けられる。
それがトップマラソン選手のすごさです。
山下選手は2023年に2時間05分51秒という日本トップクラスの記録を持ち、世界選手権も経験。
そして今回、アジア大会という大舞台で金メダルを獲得しました。
まさに日本を代表するマラソンランナーです。
男子代表・吉田祐也選手
もう一人の男子代表が、吉田祐也選手です。
1997年4月23日生まれ。
青山学院大学出身で、現在はGMOインターネットグループに所属しています。
箱根駅伝を見ていた方なら、吉田選手を知っている方も多いのではないでしょうか。
吉田選手のマラソン自己ベストは、
2時間05分16秒
2024年12月の福岡国際マラソンで記録しています。
さらに2025年の東京世界陸上にも日本代表として出場。
そして2025-26シーズンのMGCシリーズでは男子チャンピオンとなり、今回のアジア大会代表に選ばれました。
つまり、
「今、日本の男子マラソン界で非常に高いレベルにいる選手」
ということです。
今回は11位
そんな吉田選手ですが、今回のアジア大会では、
2時間18分33秒・11位
という結果でした。
トップ選手であっても、毎回自分のベストパフォーマンスを出せるわけではありません。
マラソンは、
・気温
・湿度
・風
・コース
・レース展開
・体調
・前半のペース
・他選手との駆け引き
など、さまざまな条件が結果に影響します。
だからこそ、42.195kmを走り切ること自体が非常に難しい競技なのです。
吉田選手のすごさは、自己ベスト2時間05分16秒というスピードだけではありません。
一度や二度の結果ではなく、長い期間にわたってトップレベルで競技を続けていることも大きな強みです。
女子代表・矢田みくに選手
女子マラソンで銅メダルを獲得したのが、矢田みくに選手です。
1999年10月29日生まれ。
熊本県出身で、現在はエディオンに所属しています。
矢田選手はもともとトラック種目でも高い力を持っている選手です。
10000mの自己ベストは、
31分12秒21
そして2026年1月の大阪国際女子マラソンでは、
2時間19分57秒
を記録。
日本人トップとなりました。
女子マラソンで2時間20分を切るというのは、とてつもなく高いレベルです。
今回のアジア大会でも、その力を発揮しました。
転倒しても諦めない
今回の矢田選手を語るうえで外せないのが、レース中の転倒です。
レース途中、22km付近で転倒に巻き込まれました。
マラソンでは、転倒すれば身体的なダメージだけでなく、リズムも崩れてしまいます。
それでも矢田選手は走り続けました。
そして最終的に、
2時間27分56秒
で銅メダル。
大きな舞台で最後まで走り切り、メダルを獲得した精神力は見事というほかありません。
「速く走れること」だけではなく、
「何かが起きても走り続けられること」
これもマラソン選手にとって非常に重要な能力です。
女子代表・佐藤早也伽選手
そして、今回の記事で特に注目したいのが佐藤早也伽選手です。
佐藤選手は1994年5月27日生まれ。
宮城県出身で、東洋大学を卒業後、積水化学に所属しています。
自己ベストは、
2時間20分59秒
2025年の名古屋ウィメンズマラソンで記録しました。
2025年東京世界陸上にも日本代表として出場。
そして2026年には名古屋ウィメンズマラソンで日本人トップとなり、MGCシリーズ2025-26女子チャンピオンにもなっています。
つまり今回のアジア大会には、
「日本女子マラソンを代表する選手」
として出場したわけです。
佐藤選手は今回4位
今回の女子マラソンでは、
矢田みくに選手が3位。
佐藤早也伽選手が4位。
佐藤選手のタイムは、
2時間28分14秒
でした。
メダルを目指していた佐藤選手にとっては、悔しさの残る結果だったようです。
レース後には、30km付近で先頭集団から離れた理由について、レース中のペースの上げ下げによる疲労や、集団の後方にいたことで反応が遅れたことなどを振り返っています。
それでも後半に粘りを見せ、最後まで走り切りました。
しかし、彼らの「すごさ」は記録だけではありません。
私たちが注目したいのは、
「42.195kmを走れる身体を、何年もかけて作っている」
というところです。
マラソンは、今日トレーニングをしたから明日速くなる競技ではありません。
毎日のジョギング。
ポイント練習。
長距離走。
スピード練習。
休養。
食事。
睡眠。
身体のケア。
これらを積み重ねて、少しずつ走れる身体を作っていきます。
だからこそ、私たち一般ランナーもトップ選手の考え方から学べることがあります。
では、私たちは何からすればいい?
ここまで読んで、
「でも自分は40kmなんて走れない……」
と思った方もいるでしょう。
大丈夫です。
最初から40km走る必要はありません。
むしろ、走り始めたばかりの方がいきなり長距離を走るのはおすすめできません。
大切なのは、
「今の自分にできることから始める」
ことです。
例えば、
・10分歩く
・20分ウォーキングする
・5分歩いて5分走る
・20~30分ゆっくりジョギングする
これでも十分スタートです。
無理はしない。大きな目標は立てすぎない。これが大切です。
トップランナーもやっているトレーニング
まずはねた状態から。
ヒップリフト
走るときには、お尻の筋肉も重要です。
ヒップリフトは自宅でも取り組みやすいトレーニングです。
仰向けに寝て、
膝を曲げる
↓
お尻を持ち上げる
↓
ゆっくり下ろす
という動作を繰り返します。
10回×2セット程度から始めてみましょう。
スクワット
マラソンは走る競技ですが、
「走るだけ」はありません。
身体を支える筋力も重要です。
自分の体重を使ったスクワットなら、特別な器具がなくても取り組めます。
1.足を肩幅程度に開く
2.背中を丸めない
3.お尻を後ろに引く
4.ゆっくり腰を落とす
5.ゆっくり戻る
まずは、
10回×2セット
程度から。
「10回なら余裕」
という方は、回数を増やすのではなく、フォームを丁寧にすることから始めてみましょう。
ももの裏やお尻が疲れてきたらいいフォームでできています。
ももの前が疲れてしまったら、フォームを見直したいです。
カーフレイズ
走るときには、ふくらはぎも重要な役割を果たします。
そこでおすすめなのがカーフレイズ。
立った状態から、
かかとを上げる
↓
ゆっくり下ろす
というシンプルな運動です。
例えば、
10~15回×2セット
から始めます。
反動を使って高速で行うのではなく、
「ゆっくり上げる」
「ゆっくり下ろす」
ことを意識しましょう。
※番外編スクワット×カーフレイズ
さあ、あなたも走ってみませんか?
アジア大会のマラソンを見て、
「すごいな」で終わらせるのも一つ。
でも、「自分も少し走ってみようかな」。
トップ選手と同じ速さで走る必要はありません。
同じ距離を走る必要もありません。
昨日の自分より、ほんの少しだけ身体を動かしてみる。
それがランニングのスタートです。
まずは今日、
10分だけ歩いてみませんか?
慣れてきたら、
10分歩いて、5分走ってみましょう。
そしていつか、
「アジア大会のマラソンを見たことがきっかけで、走り始めました」
と言える日が来るかもしれません。
マラソン選手の42.195kmは、最初の一歩から始まっています。
あなたのランニングも、
今日の一歩から始めてみましょう。
お客様の声

■ 20代男性
攣りやすかった。
走りのプロであるマタドールでランニングフォームをチェックしてもらい、改善したことでランタイムは向上し、トレーニングしたことでワークアウトのタイムも格段に向上し、いいことしかありません!
ぜひここでランニングフォームチェックしてみては?
よくある質問
Q. 筋トレ初心者でも大丈夫ですか?
もちろんです。
一人ひとりのレベルや年齢に合わせてメニューを作成するため、初心者からサブ3を目指す選手まで安心して取り組めます。
Q. ウエイトトレーニングが中心ですか?
重い重量を扱うことだけが目的ではありません。
ランナーに重要なのは「強い身体」ではなく、「思い通りに動く身体」。
片脚で支える力や股関節の使い方、身体の連動性を重視したトレーニングを行います。
Q. ケガ予防にも効果がありますか?
はい。
ハムストリングスや鼠径部、膝など、ランナーに多いケガのリスクを減らすことを目的としたメニューも取り入れています。
長くプレーを続けるための身体づくりをサポートします。
【マタドールからのご提案】
ランニングは、ただ走ればいいというものではありません。
走るためには、
・姿勢
・股関節の動き
・足首の動き
・体幹
・お尻や脚の筋力
・身体の使い方
・疲労の管理
など、さまざまな要素が関係しています。
「走り始めたいけど、何からやればいいか分からない」
「マラソン大会に出てみたい」
「最近、走るとすぐ疲れる」
「ランニングのために身体を鍛えたい」
という方は、まず自分の身体を知るところから始めてみるのもおすすめです。
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トップアスリートの練習をそのまま真似するのではなく、
「今の自分に必要なトレーニングは何か?」
を考えてみましょう。
アジア大会の選手たちのように、毎日の積み重ねが身体を変えていきます。
まずは小さな一歩から。
あなたも今日から走ってみませんか?
さあ、次に成長するのは、あなたの番です。
トレーナー紹介
▼坂西亮哉

サッカー歴10年
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ゴルフ歴5年
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皆様に寄り添うを大切に取り組んでいます。
間違った体の使い方をしており、膝、腰、足首とあらゆる怪我を経験し、接骨院に通う日々。
そこでストレッチやトレーニングを教えてくれたトレーナーさんにあこがれを持ち、トレーナーに興味を持つように。
今度は僕が怪我に悩む人の解決ができるように、力になれるように日々奮闘しています。
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マタドール・パーソナルトレーニング

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ただキツイだけのトレーニングで一度は挫折を経験している方、ダイエットジムを卒業した方、スポーツ専科のパーソナルトレーニングが見つけられない方、マタドールでは本当のパーソナルトレーニングで大切にサポートしています。
当ジムのトレーナー陣は、数々のランニング実績を誇るエキスパート揃い。
フルマラソンで3時間を切るスピードランナーから、ウルトラマラソンに挑戦する距離ランナーまで、多彩な経験を持っています。
また、マラソン大会やテレビ番組で芸能人やアスリートの伴走を務めた実績もあり、ランナーの悩みや苦労に深く共感し、お客様から信頼を得ています。
お客様のメンタルサポートも充実しており、専門知識と豊富な経験を活かして、心身ともにサポートします。
プロの視点から提供されるアドバイスと励ましで、あなたのランニングライフをより充実したものにします。
マタドール・スタイル・ランナーズ

名古屋名城公園を練習拠点に活動するランニングクラブです。
毎週水曜日(18時45分~20時30分)、日曜日(9時30分~11時30分)に練習会を開催しております。
生涯に渡ってマラソンを続けたい、怪我や痛みを克服し自己ベストを更新したい、ランニングを通して新たなチャレンジをしたい、これらを実現するためのランニングクラブです。
サブ3.5~フルマラソン完走、健康的に走ることを楽しみたい、20代~80代まで幅広く在籍し、ランニングを心から楽しむことがポイント
トレーナーが帯同しているため、トレーニング、身体のケア、エクササイズなど、他では出来ないようなサポート可能です!