伊藤 大介

ランニング専門パーソナルトレーナーの伊藤が解説します。
勤務地:マタドールパーソナルトレーニングジム

執筆者:伊藤 大介「人生の伴走者 根強い人気トレーナー」
ランニング指導やコンディショニングを専門とするパーソナルトレーナー。これまで多くのランナーのトレーニングやフォーム改善をサポートし、マラソン完走や記録向上へと導いてきました。自身もランナーとしての経験を活かし、実践的なアドバイスを提供しています。

おおがきマラソンを走る皆さんがベストな状態で挑めるよう、役立つ情報をお届けします!

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ランニングパーソナルトレーナーが指導する、ランニング専用トレーニングで無理なく走れる体づくりをサポートします。
「楽しく走る」をモットーに、仲間と一緒に走る喜びを共有しながら、ハーフマラソン完走を目指しましょう!
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「走る楽しさを味わいたい」「地元の温かい応援を感じながら駆け抜けたい」――そんなランナーにぴったりなのが、おおがきマラソンです。岐阜県大垣市で開催されるこの大会は、フラットで走りやすいコースと、沿道からの温かい声援が魅力。初心者からベテランランナーまで幅広い層が参加し、毎年活気にあふれています。

ただ走るだけではこの大会を100%楽しみ尽くせません。最高のレースをするためには、事前の準備がカギとなります。本記事では、おおがきマラソンのコースを攻略し、完走を目指すための3つのポイントを徹底解説!しっかり準備を整えて、最高の一日を迎えましょう。

おおがきマラソンとは?

おおがきマラソンは、岐阜県大垣市で開催される魅力的な大会で、フラットで走りやすいコースと、地元の温かい応援が特徴です。市内を駆け抜ける途中には、大垣城の美しい景色を眺めながら走ることができ、歴史的な街並みを楽しみながらレースを進めることができます。
さらに、大会のゴール後には、温かい飲み物の振る舞いがあり、冷えた体を優しく温めてくれるおもてなしが嬉しいポイント。寒い時期でも、心も体も温まるひとときを楽しめます。

伊藤 大介

名古屋からもアクセス良く多くのランナーが参加しています。

大会の難易度は「非常に易しい」です。

理由は下記の通り。

おおがきマラソンの難易度

  • コースがフラットでアップダウンが少ない
  • 大垣城を眺めながら走れるので気分が上がる
  • ゴール後に温かい飲み物の振る舞いがあり、体が冷えにくい

おおがきマラソンは、初心者でも安心して挑戦できる走りやすい大会です。コースはアップダウンが少なく、ペースを崩しにくいため、ハーフマラソンに初挑戦する人にもぴったり。また、レース中に大垣城を眺めながら走れるので、景色を楽しみながらモチベーションを保ちやすいのも魅力です。さらに、ゴール後には温かい飲み物の振る舞いがあり、寒い時期でも体が冷えにくく、最後まで快適に過ごせます。走る楽しさとおもてなしの温かさを感じられるおおがきマラソンです。

伊藤 大介

寒さ対策がポイント!


ハーフマラソンの部[21.0975km]

大垣駅通り(大垣城東門前付近)をスタート地点とし、旧揖斐川橋梁、墨俣一夜城、ソフトピアジャパン、奥の細道むすびの地記念館を経由し、大垣駅通り(大垣城東門前付近)をフィニッシュとするコース。

ランニングの部、ウォーキング・ジョギングの部[2.5km]

大垣駅通り(大垣城東門前付近)をスタート地点とし、奥の細道むすびの地記念館を経由し、大垣駅通り(大垣城東門前付近)をフィニッシュとするコース。

コースは変更の可能性もありますので、おおがきマラソン公式サイトを必ずご確認くださいね。

ハーフマラソン 高校生以下不可

おおがきマラソン公式サイトからエントリーください。


完走のためにすべきこと3選

完走のために下記のことに取り組みましょう!

ハーフマラソンのトレーニングは、8~12週間を目安に以下の3つのフェーズに分けて行うのが一般的です。

マラソンを走り切るためのベースづくりを行なっていきます。

ベースづくり

目的:
・心肺機能と筋持久力の基礎を作る。

内容:
・ゆっくりしたペースでのジョギングを中心に、週3~4回のトレーニングを実施。
・1回あたりの距離は3~8km程度からスタート。
筋力トレーニング(スクワットや体幹トレーニング)を併用し、体を強化する。

伊藤 大介

おすすめの筋力トレーニングは下記の動画を参考にしてくださいね!

ベースづくり期に養ったベースをもとに、体力と持久力を向上させていきます。

強化期

目的:
・長距離を走る体力と持久力を向上させる。

内容:
・ロングラン:週に1回、10~20kmの距離を走る練習を取り入れる。
・ペース走:目標ペース(例:6分/km)で10~15km走り、一定のリズムを体に覚えさせる。
・インターバルトレーニング:速いペース(例:5分/km)で1kmを走り、ジョグで回復する練習を数本繰り返す。心肺機能を高める効果がある。
週間走行距離:徐々に増やし、ピーク時には20~40kmを目指す。

ベースづくり期に養ったベースをもとに、体力と持久力を向上させていきます。

調整期

目的:
・疲労を抜きつつ、レース本番に向けて体調を整える。

内容:
練習量を徐々に減らし、疲労を回復させます。鶏肉や魚、大豆製品を摂取し、筋肉の回復をサポート。さらに、免疫力を高めるために果物や野菜も積極的に摂取しましょう。
・軽めのジョグや短い距離のペース走を行い、走る感覚を維持する。
・ロングランは控え、体力を温存する。

ランニング練習計画の一例をご紹介しますので、参考にしてくださいね。

ランニング練習計画例

月曜日 休息
火曜日 ゆっくりジョグ5~8km
水曜日 休息
木曜日 ペース走5~10km(目標ペース)
金曜日 休息
土曜日 インターバル走1km×4本(速めのペース)
    orビルドアップ走9km(3kmおきにペースを10秒速くする)
日曜日 ロングラン15km~20km(LSDロング・スロー・ディスタンス)

レース当日に向けて、実践的な準備を進めましょう。

本番に近い状況で練習することが重要です。

シミュレーション項目

時間帯の設定:
・レースが朝9時スタートなら、同じ時間帯に走る練習を行い、体をそのリズムに慣らします。

コースの再現:
・本番のコースの高低差や路面状況を調べ、できるだけ似た条件の場所で練習します。

補給の練習:
・エイドステーションを想定して、走りながら水やエネルギージェルを摂取する練習をします。補給タイミングや量を事前に把握することで、当日のトラブルを防げます。

無理なく走り切るためのペース感覚を養いましょう。

ペース配分の練習

一定ペースで走る:
・レースが朝9時スタートなら、同じ時間帯に走る練習を行い、体をそのリズムに慣らします。目標ペース(例:6分30秒/km)で10~15km走り、体にリズムを覚えさせます。時計やアプリを活用して確認しながら練習すると良いです。

後半を意識した練習:
・長距離を走るとき、後半にペースを上げる「ネガティブスプリット」を試すと、体力の温存方法が分かります。

ペースバリエーション:
・スロージョグや目標ペース、速いペースを組み合わせた練習を行い、どのペースでも対応できる体力を作ります。

当日に使用するすべての道具を事前に試しておくことが大切です。

装備の確認

シューズ:
・レース用シューズは必ず事前に練習で使用し、足に合っているか、靴擦れが起きないかを確認します。
>> 関連記事|厚底カーボンランニングシューズの選び方

ウェア:
・気温や天候に応じたウェアを選び、実際に走ってみて快適かどうかチェックします。気温差に備えて、アームカバーやウィンドブレーカーなども検討してください。

補給食と持ち物:
・エネルギージェルや塩タブレットなどを練習で試し、体調に合うものを選びます。また、携帯ポーチやウエストポーチが走りの邪魔にならないかも確認しましょう。

伊藤 大介

本番を想定した準備を繰り返し行い、レース当日に自信を持って挑める状態を作りましょう!


ここまでの内容を見て「自分一人では難しそう・・・・」と思った方は、ランニングクラブの活用がおすすめです。

ランニングクラブのメリット

  • ランニングに精通したトレーナからサポートが受けられる
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初マラソン完走率100%実績あるランニングクラブです。

練習は基本のランニングからトレーニング、身体のケアまでを網羅したプログラムです。

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伊藤 大介

完走できなかった方、目標タイムをなかなか達成できない方、初挑戦しようとしている方、ぜひ私にご相談ください!


トレーニング中の注意点3選

トレーニング中の注意点は下記の通りです。

マラソンの準備では、オーバートレーニングを防ぐことが重要です。

過度な練習は疲労の蓄積やケガのリスクを高め、パフォーマンスの低下につながるからです。

疲労がたまったら無理せずに休み(目安は週に1〜2日は休息日を設ける)、体の回復を優先しましょう。

また、練習量は徐々に増やすことが大切。

適切な休息を取り入れることで、万全の状態で本番に臨めます。

ウォームアップとクールダウンを徹底して行いましょう。

ウォームアップは体を効率的に動かす準備を整えケガのリスクを減らし、クールダウンは疲労物質の排出を促し回復を早めます。

練習前には軽いジョギングや動的ストレッチを行い、練習後はゆっくり走ったり静的ストレッチを取り入れましょう。

適切にウォームアップとクールダウンを行うことで、練習効果が高まり本番でのパフォーマンス向上につながりますよ!

伊藤 大介

ウォームアップとストレッチは下記動画を参考にしてくださいね

体調や天候に応じて柔軟に調整することが大切です。

無理をすると体調悪化やケガのリスクが高まり、練習効果を損ねる可能性があります。

体調が悪い日は無理に走らず、ウォーキングや休息に切り替えましょう。

天候が悪い場合は、屋内トレーニングや筋力トレーニングを行うのがおすすめです。

状況に応じた柔軟な対応が、継続的な練習と本番でのパフォーマンス向上につながります。

伊藤 大介

室内トレーニングは下記動画を参考にしてくださいね

おおがきマラソン徹底解説まとめ

トレーニング、栄養管理、そして本番を想定した準備の3つをしっかりと行うことで、おおがきマラソンをさらに楽しめます。

焦らずに継続的に取り組むことが成功の鍵です!

マラソンは、速さを競うだけでなく、自分自身への挑戦でもあります。完走したときの達成感は、きっとあなたの自信につながるはず。ゴールの感動を味わいましょう!私たちと一緒に挑戦しましょう!!

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マタドールのご紹介

当ジムのトレーナー陣は、数々のランニング実績を誇るエキスパート揃い

フルマラソンで3時間を切るスピードランナーから、ウルトラマラソンに挑戦する距離ランナーまで、多彩な経験を持っています。

また、マラソン大会やテレビ番組で芸能人やアスリートの伴走を務めた実績もあり、ランナーの悩みや苦労に深く共感し、お客様から信頼を得ています。

お客様のメンタルサポートも充実しており、専門知識と豊富な経験を活かして、心身ともにサポートします。

プロの視点から提供されるアドバイスと励ましで、あなたのランニングライフをより充実したものにします。

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名古屋名城公園を練習拠点に活動するランニングクラブです。

毎週水曜日(18時45分~20時30分)、日曜日(9時30分~11時30分)に練習会を開催しております。

生涯に渡ってマラソンを続けたい、怪我や痛みを克服し自己ベストを更新したい、ランニングを通して新たなチャレンジをしたい、これらを実現するためのランニングクラブです。

サブ3.5~フルマラソン完走、健康的に走ることを楽しみたい、20代~80代まで幅広く在籍し、ランニングを心から楽しむことがポイント

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伊藤 大介「人生の伴走者 根強い人気トレーナー」

得意分野:マラソン/ランニングのトレーニング、シェイプアップのトレーニング、痛み改善のトレーニング